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岡留OP戦無失点 8球で三者凡退 安定感が際立つ<プロ野球オープン戦>


岡留OP戦無失点 8球で三者凡退 安定感が際立つ<プロ野球オープン戦> オリックス戦の6回に登板した阪神・岡留=京セラドーム
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 プロ野球オープン戦は24日、各地で6試合が行われ、全日程を終了した。ともに10勝5敗で、5分けの中日と2分けのソフトバンクが1位となった。中日の1位は2003年以来で、ソフトバンクは15年以来。

 0・5ゲーム差の3位でヤクルトが続いた。昨季38年ぶりの日本一に輝いた阪神は3勝14敗1分けで最下位だった。

 打率トップはDeNAのドラフト1位新人の度会(ENEOS)の4割3分4厘だった。最多本塁打はソフトバンクのウォーカーの5本。

 公式戦は29日に開幕する。

オリックス―阪神

 阪神の岡留が六回に登板し、わずか8球で三者凡退に抑えた。頓宮を中飛に仕留めると、T―岡田は速球で空振り三振、杉本は変化球で捕邪飛と4、5、6番を黙らせた。「意図したところにしっかり投げられた」と納得の口ぶりだった。

 オープン戦は登板6試合、計7回を無失点。四死球なしで許した安打も4本と安定感が際立った。「いいイメージではいるけど、ここからが勝負」と意気込んだ。


 オリックス―阪神(オリックス2勝1敗、14時、京セラドーム大阪、35656人)
阪神
 010 010 000 |2
 100 00 022×|5
オリックス
▽勝 エスピノーザ3試合2勝
▽S 吉田4試合1勝2S
▽敗 島本5試合1勝1敗
▽二塁打 頓宮、紅林、太田、中野、前川
▽盗塁 佐野(1)西川(1)
▽失策 宗
▽暴投 才木、島本
▽試合時間 3時間18分

 【評】オリックスは田嶋が4回1失点。宗は適時打を含む3安打と状態を上げてきた。阪神は才木が5回を7安打1失点にまとめた。六回を抑えた岡留はオープン戦登板6試合で失点なし。中野は2試合連続の2安打と復調を示した。

(共同通信)