楽天は今江監督が2軍時代から目をかけていた平良と石原が躍動し、首位を独走するソフトバンクに快勝した。
本拠地では初の先発出場となった2年目の平良は二回無死一、三塁から、フォークボールに食らい付いて左前に先制適時打。過去3年で1試合しか1軍出場のなかった石原は、2―0の四回に貴重な追加点となる3号2ランを放った。
今江監督は昨年5月に1軍打撃コーチとなるまで2軍で指導していた。平良の活躍を「(昨年の)秋から期待している中で出てきてくれてうれしい」と喜び、石原にも「チームにとって非常に大きい存在になりつつある」と目を細めた。
(楽天モバイルパーク)
楽天―ソフトバンク6回戦(3勝3敗、13時、楽天モバイルパーク宮城、24043人)
ソフトバンク
000 010 000 │1
020 200 00×│4
楽天
▽勝 ポンセ6試合3勝2敗
▽S 則本13試合1勝8S
▽敗 有原7試合3勝3敗
▽本塁打 石原3号(2)(有原)
▽二塁打 栗原、山川
▽犠打 平良
▽盗塁 周東(13)柳田(3)小郷(11)
▽投手失策、有原2
▽試合時間 3時間6分
【評】楽天が快勝した。二回に平良の適時打などで2点を先制し、四回に石原の2ランでリードを広げた。ポンセが6回5安打1失点で3勝目。ソフトバンクは連勝が5で止まった。有原が序盤に制球に苦しみ、6回4失点で3敗目。
(共同通信)