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「冬の使者」が飛来 渡嘉敷でマガモが羽休め


「冬の使者」が飛来 渡嘉敷でマガモが羽休め 大陸などから越冬のため飛来したマガモのオス(頭部が緑色)とメス=12日、渡嘉敷区の田んぼ
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 【渡嘉敷】“冬の使者”のカモの仲間が渡嘉敷村の水田などに多数飛来し、本格的の冬の到来を告げている。11月ごろから島内では、大陸などから越冬のため渡来する冬鳥の仲間たちの姿が見られる。

 12月12日にはマガモが田んぼで羽を休めているのが確認できた。


 オスは体が上下とも薄い灰白色を帯び、首から上の頭部は緑色。首には白い輪がある。メスは全体が褐色で顔は薄い褐色を帯び、黒褐色の斑紋が全身にある。島で2月ごろまで過ごし、春の渡りに向け栄養をたくわえている。

 (米田英明通信員)