「誰でも気軽に来られる場所にしたい」と話す、東区自治会の仲宗根朝也会長＝19日、嘉手納町屋良の東区コミュニティーセンター
石井 恵理菜 東区は字屋良、嘉手納、久得にまたがり、町で一番広い行政区だ。その地で東区コミュニティーセンターを切り盛りするのは、長年、高校野球の監督をしてきた、東区自治会の仲宗根朝也会長（59）。「人と人をつなげたい」と目を細める。
昨年7月から毎月第2・4金曜日に、子どもたちの下校を見守る「屋良っ子番所（ばんじゅ）」を、嘉手納町社会福祉協議会の支援を受け開催している。コミュニティーセンターと屋良ふれあいパークで学校帰りの児童にお菓子を配り、コミュニケーションを図る。仲宗根会長は「子どもたちも気兼ねなく会話をするようになった。見守りも工夫が必要だ」と話す。
年間を通して行事が多い地域。子どもたちが地域づくりに参加できるような行事をさらに増やそうと模索している。
仲宗根朝也会長から一言 幅広い年代の人たちが、気軽に来られる場所にしたい。
東区のメモ 2024年1月末現在、3031人（1206世帯）が暮らす。昨年、約20年ぶりに青年会主体のエイサーが復活した。
（石井恵理菜）
