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かまどで豚肉料理学ぶ 今帰仁の古民家、満名さん講師


かまどで豚肉料理学ぶ 今帰仁の古民家、満名さん講師 脂身の切り方など実技指導する満名匠吾さん(右)=2月11日、今帰仁村
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 【今帰仁】かまどでつくる沖縄豚料理勉強会(アメソコ・ネソコ主催)が2月11日、今帰仁村内の古民家で開かれた。第1回のテーマは「ラード搾りとその展開」。名護市の島豚七輪焼「満味」のオーナーで、琉球料理を広める活動をする満名匠吾さんが講師を務めた。

 古民家は満名さんの自宅で、かまどを備えている。参加者は最初に脂身の固まりを2センチ角に切り、最初に焦げ付き防止の水を入れることや、島豚と輸入豚肉の違いなどの説明を受けた。

 参加者はアンダガミー(油壷)や調理道具などの古道具に興味津々の様子だった。アンダンスー(油みそ)やうちなーみそ汁などを作り、最後は試食をしながら質疑応答の時間を設けた。

 勉強会は4月までの計3回実施される。次回のテーマは「三枚肉活用! ラフテーとスーチカー」。

(新城孝博通信員)