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<闘牛コラム>「観光闘牛」開催に向けて 伊波大志(闘牛アナウンサー) 多彩な催し 闘牛の魅力感じて


<闘牛コラム>「観光闘牛」開催に向けて 伊波大志(闘牛アナウンサー) 多彩な催し 闘牛の魅力感じて 闘牛のまち・うるま市で行われている観光闘牛=2022年
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伊波 大志(闘牛アナウンサー

 闘牛のまち宣言をしているうるま市が、新たな観光コンテンツとして「観光闘牛」を始動させ、大きな注目を集めています。この特別なイベントは、うるま市を拠点とするレキオツーリストが主催し、昨年には県外からの観光客や地元の保育園児たちも訪れ、県内外の人たちが大いに楽しみました。今年は13日の実施を皮切りに、9月までの半年間、うるま市石川多目的ドームで開催されます。

 観光闘牛には、県内唯一の闘牛実況アナウンサーであるこのコラムの筆者・伊波大志も参加しています。伊波によるレクチャーでは闘牛の歴史、角の形や名称、そして角によって異なる戦いの有効性など、豊富な知識をビジョンを活用した動画で分かりやすくお伝えします。さらに闘牛の技であるツキ、ワリ、カケ、腹取りなども詳細に解説し、参加者は闘牛の世界により深く没頭することができます。

 またイベントでは伊波が情熱的な生実況を行うエキシビションマッチも開催されます。その場で闘牛の熱気を体感してください。さらに、観光闘牛ならではの特典として、最後には牛との記念撮影や触れ合いなど、参加者の一生の思い出となる多彩な体験が待っています。参加者は熱気あふれる世界を肌で感じることで、闘牛の人気の秘密に触れてほしいと思います。

 地域の伝統を楽しみながら、新たな体験を求める旅行者にとって、観光闘牛は魅力的な選択肢となっています。これまでにない興奮と感動を求めるなら、ぜひこのイベントに参加してみてください。地元の方にもお勧めです。

 観光闘牛の開催はうるま市石川多目的ドームで4月13日、5月17日、6月8日、7月6日、8月3日、9月14日の午前10時から11時すぎまで。入場料(現地で現金払いのみ)は小学生以上1800円、未就学児無料。問い合わせはレキオツーリスト、電話098(973)2002まで。