【読谷】読谷にゆかりのある名所、旧跡、伝統文化、特産物などが描かれた「ゆんたんざカルタ」がこのほど完成した。制作した読谷村主任児童委員らが3月27日、村役場に石嶺伝実村長を訪ね、報告した。
このカルタは村の「ノーベル平和賞を夢みる村民基金」を活用し、およそ3年をかけて制作された。今後、村内の小中学校、各公民館、教育機関などに計約1千組を配布する予定だ。
読み札は村民から公募して選んだ。札にはQRコードを掲載しており、スマートフォンなどの端末でより詳しい情報を見ることができる。
村主任児童委員の佐久川政一さん(72)は「カルタを通して読谷の良さを知ってほしい」と思いを語った。
イラストを担当した眞境名彩さん(49)は「カルタにしては細かく描いたのでよく見ていただきたい」と笑顔を見せた。
(FMよみたん・桃原脩通信員)