【名護】名護市豊原区の特別養護老人ホーム「久辺の里」のデイサービスで9月20日、敬老会が開催された。地域への余興依頼をせず、職員だけでアイデアを出し合い、趣向を凝らした。利用者に日頃の感謝の気持ちを贈った。
幕開けは、管理者の石原峰代さんがつややかな着物姿で「かぎやで風」を舞った。余興でも石原さんは大活躍で、看護師と共に古代ギリシャの絶世の美女を装い「お色直し」して登場した。
さらにアメリカ映画のギャング風のいでたちの男子職員と、大がかりな段ボール工作も使って爆笑マジックショーを披露。各マジックのオチで抱腹絶倒を誘った。「ジンギスカン」の歌に合わせた滑稽なダンスも爆笑が起こり、利用者も紅白の旗を振って職員のパフォーマンスに応えた。
職員たちはこの日のため、日々、業務終了後に大道具や小道具の製作や余興の練習に励んだという。
(池辺賢児通信員)