中城の漂着物、米海軍が回収 元あった米軍ホワイトビーチへ


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海岸に流れ着いた防舷物(フェンダー)を回収する在沖米海軍艦隊活動司令部の関係者=日午前時分、中城村久場

 【中城】在沖米海軍艦隊活動司令部は20日午前、中城村久場の海岸に漂着していた防舷物(ぼうげんぶつ)(フェンダー)を回収した=写真。潮の満ち引きのタイミングを見てフェンダーにロープを付け、海上からゴムボートで牽引(けんいん)した。元々あったうるま市勝連の米軍ホワイトビーチへ運ぶとした。フェンダーは艦船が港に接岸する際に衝撃を和らげるための物で、直径約3メートルの楕円(だえん)形。約2700キロの重さがあるという。

 中城海上保安部に14日、米海軍から「防舷物が流出した」と通報があった。

 ウオーキング中に、回収作業を見守った男性(70)=沖縄市=は「近くではマリンレジャーを楽しむ人もいるが、事故がなくて良かった」と話した。