社会

米軍ヘリ不時着「けがなく良かった」 畑管理の男性、現場封鎖に諦め顔

不時着機体(手前)への物資輸送と人員派遣のため普天間飛行場から飛来した米軍ヘリ=4日午後2時10分ごろ、うるま市勝連の津堅島

 【津堅島=うるま】うるま市勝連の津堅島に米軍ヘリが不時着した事故で、不時着地点の畑を管理している伊覇徳三さん(79)が4日、取材に応じ「不時着はやむを得ないんじゃないか。けが人がいなくて良かったよ」と語った。畑で育てていたスイカは3月末で収穫を終え、現在、栽培中の作物はないという。

 知人からの連絡で事故を知った。じかに確認はできていないが、油漏れなど畑へ影響がないことを聞き、ひと安心したという。「米兵たちも機体の故障で命懸けだっただろう。海に落ちたら命の危機にもなるので、畑への不時着は仕方ないよ」とおもんぱかった。

 一方、事故発生から2日が経過した4日時点も機体はとどまり、米軍は日米地位協定を盾に現場封鎖を続ける。伊覇さんは「(米国には)私たちが何を言っても変えることはできない。ずっとそうでしょ」と諦めるように語った。


伊覇徳三さん

 畑の補償などについて、現時点で沖縄防衛局から連絡はないという。沖縄防衛局は補償に関する本紙の取材に「週明けに返答する」とした。




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