泥まみれ、笑顔と歓声 金武たんぼフェスタに7000人


この記事を書いた人 志良堂 仁
かけっこで泥の中を一生懸命に走る児童=5日、金武町のネイチャーみらい館(諸見里真利撮影)

 【金武】第8回金武町たんぼフェスタ(主催・NPO法人雄飛ツーリズムネットワーク、共催・琉球新報社)が5日、金武町金武のネイチャーみらい館で開催された。多くの家族連れなど約7千人が会場に足を運び、めったに入ることのない田んぼで、泥遊びを満喫した。

 ゴーグルを着けた参加者は茶色に濁った田んぼに恐る恐る足を踏み入れ、水深を確かめた。田んぼの深さに慣れてくると、児童らは「キャー、キャー」と叫びながら、満面の笑みで底から泥をすくい上げ、投げ合った。午前11時から始まったかけっこ大会では、田んぼの中を一生懸命走る子どもたちでにぎわった。
 那覇市からいとことイベントに参加した志良堂清人君(6)=城岳小1年=は「最初は入るつもりはなかったが、見ていると楽しそうだったので、田んぼに入った。泥を投げ合うのが楽しかった」と話した。