「メダル狙う」五輪ロード代表・内間選手 那覇で励ます会


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多くの支援者とともに、ガンバロー三唱で五輪への気合を入れる内間康平選手(前列中央)=17日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 今夏のリオデジャネイロ五輪自転車競技で、男子ロードレース代表に選ばれた内間康平選手(北中城高、鹿屋体育大出)を励ます会が17日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで開かれた。内間は同じく代表に選ばれた新城幸也選手(八重山高出)の名を挙げて「2人でメダル獲得を目指す」と力強く決意表明した。

 関係者ら約350人が詰めかけた。あいさつで、鹿屋体育大時代の黒川剛監督は内間選手の成長ぶりを高く評価し、自転車の元五輪代表で内間選手を支えた三浦恭資氏は「自分の目に狂いは無かった」と激励した。
 数々の激励に涙ぐむ内間選手は、学生や児童らに「努力を続けることで普通の少年だった僕でも大舞台に立てる」と力強く語りかけた。
 息子の活躍に期待を寄せる支援者らの思いに、父・仁春さん(64)と母・啓子さん(61)は「本人に取っても力強い後押しになる」と感激していた。