プロバスケットボールTKbjリーグの最終シーズンで2季ぶり4度目の頂点に立った琉球ゴールデンキングスの選手たちが19日に県庁を訪れ、声援を送り続けた大勢のファンに優勝を報告した。拍手で迎えられた伊佐勉監督は、「ウチナーンチュが一番だと胸を張って言っていい」と誇らしげに語った。
キングスは東京の有明コロシアムで行われたプレーオフ地区決勝で京都ハンナリーズに勝利し、優勝決定戦のファイナルで富山グラウジーズを破って頂点に立った。主将の岸本隆一は「シーズン序盤は不安定な時期もあったけど、後半にチームがまとまって最後は京都と富山を倒せた」と今季の戦いを振り返った。伊佐監督は「熱い応援のおかげで優勝できた」とファンの支えに感謝した。
安慶田光男副知事は「キングスがbjリーグ最多の4度目の優勝を飾れたのは選手と県民の応援が一体となったたまものだ。来年も素晴らしいプレゼントを県民に贈ってほしい」と願った。
来季からはbjリーグとナショナルリーグ(NBL)が統合したBリーグがスタートする。岸本は「戦いは続くので引き続き応援してほしい」と話した。