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米軍属女性死体遺棄事件を受け、「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」(高里鈴代、糸数慶子共同代表)など36団体は22日午後2時、在沖米四軍調整官事務所がある北中城村の米軍キャンプ瑞慶覧ゲート前で「元米海兵隊兵士の事件被害者を追悼し、米軍の撤退を求める集会」を開いた。参加者は白と黒の服装、黒い喪章でゲート前に立ち並び、静かに被害女性を追悼すると同時に、県内にある全ての基地と軍隊の撤去を求めた。
主催団体には「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」のほか、ワンストップ支援センターの設立を強く望む会、強姦救援センター・沖縄(REICO)、県女性団体連絡協議会などが名を連ね、多くの女性が参加した。
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逮捕されたシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)は暴行や殺害を認める供述をしており、参加者は、繰り返される米軍人・軍属による女性暴行事件に抗議の意思を示した。
高里共同代表は、被害者女性に対する追悼の気持ちを述べた後「彼女(被害者女性)がどれほどの恐怖と苦しみの中にあったのか、荒ぶるような心を鎮めることができない」と事件を糾弾した。
声明文は、被害者を取り巻く人々への謝罪とケアが丁寧に行われること、真実が究明され、加害者への処罰が厳正に行われること、沖縄に暮らす人々の真に安全な社会を実現するため、沖縄から全ての基地・軍隊を撤去することなどを要求した。