【読谷】野鳥の子育てシーズンを迎え、読谷村座喜味城跡のリュウキュウマツの樹上では、タカ科のツミのひなが愛くるしい姿を見せている。巣の中で体をくっつかせる4羽のツミのひなは、餌をくわえた親鳥が現れると、何度もくちばしを動かしおねだりした。
親鳥は餌を細かくちぎり4羽のひなに順番に与えた。親鳥は何度も巣に餌を運び、子育てに奮闘している様子。親鳥は土砂降りになると餌を探すのをやめ、自分の体でひなを覆う姿も確認できた。沖縄野鳥研究会の嵩原建二さんは「ここ1週間くらいでひながかえった。元気に育ってほしい」と話した。