春にらみ挑む秋 県秋季高校野球


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組み合わせを決めるくじを引く各校の主将=30日午後、北中城村立中央公民館

 第66回県高校野球秋季大会の組み合わせ抽選会が北中城村立中央公民館で行われ、1回戦29試合の対戦相手が決まった。上位2校は来春の選抜大会出場への参考資料となる第139回九州地区高校野球大会(10月22~27日・大分)に派遣される。開会式は9月10日午前9時、沖縄セルラースタジアム那覇で行われる。決勝は10月8日予定。61チームが出場し、セルスタやコザしんきんスタジアム、北谷公園野球場で熱戦を繰り広げる。

 県中央新人大会で初優勝した第1シードの美来工科は具志川商-南部工の勝者と、準優勝の第2シード沖縄尚学は南部農林・南部商・辺土名の3校合同チーム-那覇工の勝者と初戦を戦う。第3シードは八重山、第4シードは宜野座。

 美来工科の神山諒介主将は「投手陣も調子がよく、打線は皆がフルスイングで飛ばせる打線。第1シードの重圧に打ち勝ち、九州大会を目指す」と語った。

 沖尚の木村哲汰主将は「中央大会は自滅で負けた。今大会は焦らず、打線と守備の連係で優勝を目指す」と力を込めた。夏の甲子園初出場を経験した嘉手納の玉城七星主将は「先輩らに負けず、春の甲子園の舞台に立つ」と語った。