技の応酬迫力満点 秋の全島闘牛


社会
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迫力満点の取組が続き、観客を沸かせた沖縄県知事杯争奪第98回秋の全島闘牛大会=11日午後、うるま市石川多目的ドーム

 【うるま】沖縄闘牛界最大のイベント、県知事杯争奪第98回秋の全島闘牛大会(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が11日、うるま市石川多目的ドームで開催され、十三番26頭の強豪牛が熱戦を繰り広げた。

会場に詰め掛けた4千人(主催者発表)の観客は、牛たちの技が繰り出されるたびに大きな歓声を上げた。
 沖縄全島一優勝旗争奪戦は、挑戦牛の東山優武勝が全島一牛の荒風号を24分余の持久戦の末に破り、荒風号の5度目のタイトル防衛を阻止し、新王者に輝いた。
 中量級(970キロ以下)は、闘将ハヤテが割り技などで古堅モーターズ号を制し、初防衛を果たした。
 軽量級(850キロ以下)の対戦は、互いに腹取りを仕掛けて鉄柵に体を押し上げ合う死闘の末、闘将☆メカが金功重機白王を下し、王座を死守した。