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北朝鮮のミサイル発射実験とみられる「衛星」の打ち上げ予告を受け、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の発射機など関連車両が6日、宮古島市の航空自衛隊宮古島分屯基地と那覇市の空自那覇基地、南城市の空自知念分屯基地に到着した。
自衛隊は5日に石垣島へPAC3を搬入し沖縄への配備を始めている。空自によると7日も本島にPAC3が到着し、沖縄への搬入が完了する。
宮古島市では6日午前8時半ごろ、下崎埠頭(ふとう)に海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が入港し、PAC3の発射機など21台の関連車両が陸揚げされた。その後、空自宮古島分屯基地に運び込まれた。
本島では同日午後、沖縄市の中城湾港新港地区に海自の輸送艦「くにさき」が到着、発射機1基を含む関連車両6台が陸に降ろされた。発射機は空自那覇基地に、ほかの関連車両は空自知念分屯基地に移動された。移動の際、国道など公道を通った。
防衛省によると、PAC3部隊の態勢は4月の発射時と同様で、県内は4カ所に配備。6日は、イージス艦が佐世保基地を出港するなど、準備が進められている。