ワンストップ支援センター 「可能な限り早くつくる」 知事会見


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 仲井真弘多知事は21日の定例記者会見で、性暴力被害者の相談から必要な支援までを1カ所で行う「ワンストップ支援センター」設置について「再来年(からの運用)と言わず可能な限り早く窓口を設定して動き出すべきだと思っているので、もう少し急げと言おうと思っている」と述べ、2014年度を待たずに設置を早めたい考えを示した。

 米軍普天間飛行場の移設に向けた公有水面埋め立て申請が政府から出された場合、判断材料に名護市長選が関係するかについては「今のところ、視野に入れていない。政府がいつ埋め立て申請を出すのか分からない。申請承認の作業が仮に10カ月前後だとして、それ(申請)の出具合は政府の考え。私の方では分からない」と述べ、市長選は判断材料に勘案しないとした。
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