来て、見て、発見して チャンパク、あす開幕


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塩麹を使った鶏肉の調理法を紹介するチャンパクの講座=9日午後、沖縄市一番街

 【沖縄】11日に開幕する地域資源体験型の長期イベント「チャンプルー博覧会(チャンパク)」(同実行委員会主催、琉球新報社共催)のオープニングセレモニーが9日午後、沖縄市一番街であった。

チャンパクはことしで3回目。2月28日までの期間中、沖縄市を主会場に県内各地で開催する105のプログラムを通じて、地域の魅力を発信する。
 チャンパクの古堅宗光実行委員長はセレモニーで「今回のチャンパクで商店街の魅力を知ってもらう講座を開く予定だ。地域の中にある宝物を発信し、沖縄市から地域おこしを広げよう。協力をお願いしたい」と要望した。
 一番街にある商店を会場とした「塩麹(しおこうじ)レシピ講座」が先行開催され、店長の宮城良市さんが塩麹を使った鶏肉の調理法を紹介。「焼き過ぎに注意すれば、軟らかくておいしい焼き鳥を調理することができる」と参加者に語り、店内で焼いた焼き鳥を振る舞った。
 セレモニーは沖縄市の中心市街地にある通り会などでつくるコザ商店街連合会(親川剛会長)の新年祈願祭の中で開かれた。祈願祭には東門美津子沖縄市長らが出席し、行政と民間が一体となった市街地活性化策の推進を呼び掛けた。