冬の味覚 鈴なり 本部・伊豆味でタンカン狩り


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たわわに実ったタンカンを摘み取る家族連れ=14日午後、本部町伊豆味の久場みかん園

 2日ぶりに晴れ間が広がった14日、県内各地の行楽地では3連休最後の日を楽しもうと多くの人出でにぎわった。

 本部町伊豆味の久場みかん園(久場兼松代表)では、家族連れらがタンカン狩りを楽しんだ。
 うるま市から5人で来た西武当(にしんとう)操さん(38)一家は、色づきのいい、おいしそうなタンカンを選んで頬張り、季節の味を堪能。お土産用に6キロほど袋に詰め込んだ。初めてタンカン狩りに挑戦したという長女の結衣さん=小学4年生=は「タンカンを探すのが楽しかった。また来たい」と声を弾ませた。
 同みかん園の久場代表は持ち帰り用にシーブン(おまけ)を足しながら「店で買う味と、木から採る味は違う。多くの人に楽しんでほしい」と話した。