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体長約13メートル、体重30~40トンの巨体が宙を舞い、大きな水しぶきが上がる。そのたびにカメラや双眼鏡を構えた観客が歓声を上げ、船上の興奮は最高潮に達した。
ザトウクジラのホエールウオッチングがシーズン真っ盛りの座間味村は26日、クジラの姿を一目見ようと県内外からやって来た見物客でにぎわった。クジラは毎年、子育て、出産、交尾のため沖縄の海にやって来る。
埼玉県から初めて座間味村に来た垣沼芳一さん(47)は「クジラのジャンプ(ブリーチ)はとても豪快。見れて良かった」と満面の笑顔で話した。ホエールウオッチングのシーズンは4月上旬まで。