ジャッキー作品最高賞 沖縄国際映画祭が閉幕


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熱気あふれるエンディングのイベントで締めくくる沖縄国際映画祭=30日、宜野湾市のトロピカルビーチ

 第5回沖縄国際映画祭(同実行委員会主催)は30日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで閉会式を行い各賞が発表され、幕を閉じた。8日間合わせての観客動員数は過去最高の42万2千人となった。

 同映画祭は「ラフ&ピース(笑いと平和)」をテーマに開かれている。全国各地の「ファン審査員」と観客の投票で決まる「海人(うみんちゅ)賞グランプリ」には、ラフ部門で「ライジングドラゴン」(中国・香港、ジャッキー・チェン監督)、ピース部門で「デビーの幸せな毎日」(台湾、フー・ティエンユー監督)がそれぞれ選ばれた。審査員特別賞「ゴールデンシーサー賞」には「バルフィ!」(インド、アヌラーグ・バス監督)が選ばれた。また今回新たに行われた地元の人がCMを企画し競う「沖縄41市町村ジモトCMコンペティション」では、糸満市の長田唯亜さんの作品がグランプリに選ばれた。