千代皇、母校に十両昇進報告


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十両昇進を決め、後輩から花束を手渡される千代皇関(右)=9日、うるま市の中部農林高校(渡慶次哲三撮影)

 十両昇進を決めた大相撲の千代皇関(本名・基王代仁=もとい・みよひと、九重部屋)が9日、九重親方や恩師の木崎智久さんらとともに母校の中部農林高校を訪れた。

生徒や職員らが十両昇進を祝福した。千代皇関は恩師らに感謝の言葉を述べ、後輩らに「自分の好きなことを見つけて一生懸命に頑張ってほしい」とエールを送った。
 千代皇関は鹿児島県の与論町出身。同校相撲部元監督の木崎さんの誘いを受けて同校に進学。指導を受けながら相撲に打ち込んだ。卒業後に九重部屋に入門、2010年春場所で初土俵。来場所から十両に昇進する。