ブロックヒン連覇 宮古島トライアスロン


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過酷なレースを終えてゴールし、家族や友人らと喜びを分かち合うトライアスリート=21日午後8時21分ごろ、宮古島市陸上競技場(金良孝矢撮影)

 【宮古島トライアスロン取材班】第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)は21日、強風のためスイムを中止し、2種目のデュアスロン(ラン-バイク-ラン)に変更して行われた。

デュアスロンでの実施は今回が初めて。ラン(約6・5キロ)からスタート、続いてバイク(155キロ)、再びラン(42・195キロ)を行う合計約204キロで行い、男子はアントン・ブロックヒン(ウクライナ)、女子はビーテ・ゴエーツ(独)が、それぞれ2連覇した。
 男子のブロックヒンは7時間31分36秒でゴールした。2位は河原勇人(東京)、3位は松丸真幸(茨城)が入った。
 女子のゴエーツは8時間27分58秒で栄冠をつかんだ。2位は酒井絵美(東京)、3位は李智賢(イ・チーヒョン、韓国)。
 大会には、1470人(男子1294人、女子176人)出場し、完走者は1184人(男子1060人、女子124人)だった。
 完走率は80・5%で、3種目のトライアスロンと単純な比較はできないが、宮古島トライアスロンで過去最低だった。
 天候は曇り。正午の気温は18・6度、風速7・3メートルだった。

英文へ→Ukrainian Balokhin wins Miyako-jima triathlon again