新緑背に快走 塩屋湾トリム


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塩屋湾から吹く潮風を感じながら塩屋橋を走る9・5キロコースの参加者=21日、大宜味村塩屋の塩屋橋

 【大宜味】第35回塩屋湾一周トリムマラソン大会(同実行委員会主催、琉球新報社共催)は21日、大宜味村の塩屋小学校を発着点に9・5キロ、5キロ、3キロの各コースで行われた。

参加者は、塩屋湾の絶景と潮風、新緑のやんばるの山々を背に爽やかな汗を流した。申し込み974人のうち完走者は873人で、完走率は89・6%だった。
 小雨がぱらつき、時折強い風が吹く中でのスタート。9・5キロコースの塩屋橋では横風に足を取られ苦戦する参加者も見られたが、徐々に風雨が弱まり、レース終盤には雲間から青空も見えた。沿道に地域住民らが集まり、温かい声援を送った。発着会場では、辺土名高校の生徒らが場内アナウンスなどのボランティアに当たったほか、出店もあり、地域で大会を盛り上げた。
 喜如嘉小学校4年の山城秀剛君(9)は3キロコースに出場し完走。「折り返し地点がきつかったが、楽しかった」と笑顔を見せた。
 琉球新報社は大会出場者の写真を琉球新報ホームページで27日から販売する。
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