オスプレイ展示 「普天間」一般公開、不安払拭狙いか


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オスプレイなど展示された米軍機を見学する来場者=8日午後、普天間飛行場

 【宜野湾】在沖米海兵隊による普天間飛行場を一般公開するイベント「フライトライン・フェスティバル」が8日、同飛行場で始まった。9日まで。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイや岩国基地所属のFA18戦闘攻撃機ホーネットのほか、嘉手納基地所属のF15戦闘機など10機種以上が展示されている。

 米軍基地を一般公開する催しは、米国の軍事予算削減の影響で嘉手納基地や岩国基地などで中止となったが、普天間飛行場では開催された。地域住民との友好などを目的に毎年開催されてきたが、今回は昨年10月に配備されたオスプレイに対する県民の不安を払拭(ふっしょく)しようとの狙いもあるとみられる。