追加配備許さず オスプレイ抗議で集会


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オスプレイの追加配備に抗議し、集会でシュプレヒコールを上げる参加者ら=1日午後6時すぎ、那覇市泉崎の県庁前

 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ追加配備の撤回を求める抗議集会が1日、那覇市の県庁前で開かれた。平和団体らが主催し、参加した約350人は「強行配備やめろ」と叫び、日米両政府に怒りをぶつけた。集会では、普天間飛行場に既に配備されているオスプレイの即時撤回や追加配備断念、同飛行場の即時閉鎖・撤去などを求める決議を採択。その後、国際通りをデモ行進し「政府は県民の声を尊重せよ」などとシュプレヒコールを上げた。

 主催者を代表して崎山嗣幸沖縄平和運動センター議長は「この集会を県民運動を再構築するきっかけにしたい」と話し、昨年9月の県民大会のような島ぐるみの運動を展開する必要性を強調した。