家族の幸せ願い県内各地で初詣にぎわう


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新しい年の始まりに希望を込めて手を合わせる参拝客=2日午後、宜野湾市の普天満宮

 新しい年を迎え、1日と2日は県内各地で正月の恒例行事が催された。2日、沖縄地方は晴れ間が広がり、石垣島では平年より2・7度高い24・3度を記録した。多くの人たちは神社や寺、イベント会場に足を運び、1年の始まりをにぎやかに過ごした。

 神社や寺は初詣客でにぎわいを見せた。家族連れや友人同士が1年の無病息災などを願い、手を合わせた。
 宜野湾市の普天満宮は2日、朝から参拝客が途切れることなく訪れた。参拝を終えた人たちは、おみくじを引いて1年の運を占ったり、お守りを購入したりし、境内を動き回っていた。
 正月の参拝が家族5人の恒例行事という具志堅隆さん(50)=宜野湾市=は「ことしも家族みんなが健康で幸せに過ごせるよう見守ってください」と願った。
 菊池冬美さん(24)=宜野湾市=と末吉かほりさん(24)=同=はおみくじで「大吉」を引き、喜びのハイタッチ。菊池さんは「恋愛は容姿より心を選べ」というお告げに深くうなずいていた。かほりさんは「コツコツ積み重ねて年の最後に笑えるような1年にしたい」と笑顔で話した。