手広げ“福”キャッチ 那覇市内で豆まき


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 「福は内、鬼は外」―。節分の3日、那覇市若狭の波上宮で節分祭が行われた。約300人(主催者発表)の参加者は、両手を大きく広げて豆を呼び込んだ。

中には帽子や紙袋を使って豆を集める人も。台湾から沖縄を訪れている李柏慶(リボーチン)さん(27)は「初めての経験でとても新鮮だった」と喜んでいた。
 国際通り周辺店舗でも商売繁盛を祈願して、5人の年男・年女が豆をまき、約3時間かけて80店舗ほどに福をもたらした。豆を受けたホテル従業員の山本早苗さん(35)は「ことしは結婚するので縁起がいい」と笑顔を見せた。