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那覇空港の格安航空会社(LCC)専用ターミナルで10日、ピーチ・アビエーション(井上慎一最高経営責任者=CEO)の国際線の利用が始まった。新たにCIQ(税関・出入国管理・検疫)施設が整備された。
LCCの国内線と国際線の乗り継ぎ時間が短縮され、利便性の向上で海外路線の拡充につながることが期待される。
LCCターミナルで会見した井上CEOは「沖縄はアジアの玄関口になる。ソウル、香港などその他海外からの要望は多い。必ず取り込んでいく」と述べ、那覇を拠点にした海外路線を拡充する意向を重ねて表明した。
この日のLCCターミナルは、関東などの大雪の影響で、バニラエアの利用者なども多く、混雑した。
成田空港から乗り継ぎ、沖縄から台湾へ帰る航空券を購入したウー・ペイシェンさん(28)は「ピーチは今まで何回も利用している。以前のターミナルは狭かったが広くなって良くなった」と話した。台北行きの搭乗率は95・0%だった。