「『聞いて伝えてケネディさん』沖縄の声と思いを訴える集い」の会場となった県庁前の県民広場では、若者たち約60人が、突然アップテンポな音楽に合わせて同じ振り付けで踊りだすパフォーマンス「フラッシュモブ」を行った。踊りながら、「ラブアンドピース(愛と平和)」のメッセージを発信した。
発起人で沖縄キリスト教学院大学3年の知念優幸さん(22)=那覇市=は「3週間前から呼び掛けた。団体ではなく、個々の若者が集まった。若者が一つになれるという今後の希望にもなった」と語る。
若者たちは「フェイスブック」などネット上の呼び掛けを中心に集まり、2日間、3時間ずつ練習に励んだ。
名桜大学からは14人の学生が参加。同大3年の滝川智春(ちはる)さん(21)=名護市=が振り付けを担当した。「短期間で覚えられるようシンプルでキレのいい振りを意識した。フラッシュモブへの参加を通して、若者自らが考え行動を起こすきっかけをつくれたのではないか」と振り返った。
英文へ→Young people hold flash mob to send message to Ambassador Kennedy