<くとぅば清らさ ちむ清らさ>石嶺レイ美晴さん(36)沖縄ハンズオンNPO名護支部


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「若いときにこそ難儀をした方がいい」と語る石嶺レイ美晴さん=名護市城のFMやんばる

「若さる難儀ぇー買てぃんっし」
 前向きにチャレンジ

 「わかさるなんじぇーこーてぃんっし」。ラジオや子どもたちとの触れ合いの中で、しまくとぅばの普及に取り組む沖縄ハンズオンNPO名護支部の石嶺レイ美晴さん(36)=沖縄市=は「若いうちは積極的に難儀なことをしなさい」という意味のこの言葉を胸に、いろんな事にチャレンジしています。

 しまくとぅばしか話せない曽祖母、米国人の祖父がいる「英語としまくぅばと標準語が飛び交う家庭で育った」という石嶺さん。ラジオなどで教える立場になると少し尻込みしたそうです。ただ周囲からは「英語と同じ。うとぅらさしないで」と言われて、前向きに挑戦しています。
 ハンズオンでのイベント運営やボランティア活動に励み、大変なこともあるそうです。そういう時にこそ「若いうちしかできないこともある。いろんなことを経験させてもらっている」と、この言葉を思い返しています。(仲村良太)
(随時掲載)

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