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県内でビワの収穫が始まっている。沖縄市池原の島袋繁春さん(61)の約2644平方メートルのビワ畑では、袋をかぶせた木がびっしりと並ぶ。実に傷が付かないようかぶせた袋を外し、慎重に収穫作業が行われた。切り取られたビワは、黄金色に熟している。
県産のビワは、日本一早い出荷といわれ、果汁が多く味が濃いことも特徴。JAおきなわ農業事業本部中部地区営農振興センターは今期5・4トンの出荷を見込んでいる。
センター果樹班の波名城なつきさんは「6割が県外出荷だが、ビワのイベントを行って県民に知ってもらい、県内での需要を高めていきたい」と話した。