普天間の騒音激化 ホーネット6機が飛来


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6機が飛来し爆音を響かせたFA18戦闘攻撃機ホーネット=1日午後、米軍普天間飛行場

 【宜野湾】米軍普天間飛行場に1日、米海兵隊のFA18戦闘攻撃機ホーネット6機が岩国基地(山口県)から飛来し、激しい騒音を響かせた。

同飛行場では今週に入り、CH53Eヘリなど所属機による旋回飛行などの訓練も激化し、市が設置する基地被害110番には4月29日から1日までの3日間に計18件の苦情があった。騒音被害も悪化していることから、宜野湾市の佐喜真淳市長は2日に沖縄防衛局を訪れ、抗議する。
 同飛行場周辺では、数日前からCH53EヘリやAH1Wヘリなどが同飛行場の西側を旋回する様子が確認されている。4月29日には午後9時20分以降に「18時から22時まで22回もヘリが飛んでいる」など6件の訴えが市に寄せられた。
 同飛行場には4月30日と1日、フィリピンで実施される演習に参加するヘリや物資を輸送するため、超大型輸送機アントノフも飛来した。