元気に空へ クロツラヘラサギ放鳥


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けがから回復し元気に飛び立つクロツラヘラサギ=2日午後、沖縄市の泡瀬干潟(金良孝矢撮影)

 【沖縄】釣り糸が絡まって左足を負傷し、治療のため保護されていたクロツラヘラサギが2日、沖縄市の泡瀬干潟で放鳥された。クロツラヘラサギは関係者が見守る中をしばらく歩き回った後、元気な様子で飛び立った。

 3月13日、泡瀬干潟で釣り糸が絡まった状態で群れに交じっているのが確認され、4月15日に保護された。左足の付け根部分に糸が何重にも巻き付いて締め付けられ、皮膚が腫れた状態だった。衰弱し、保護されてから自力で立つまで4~5日かかったというが、その後順調に回復した。