春の全島闘牛に4千人 巨体激突に声援と拍手


社会
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多くの観衆が見詰める中、迫力ある戦いを繰り広げる猛牛=11日、うるま市石川ドーム

 【うるま】県知事杯争奪第101回春の全島闘牛大会(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が11日、うるま市石川多目的ドームで開催された。会場に詰め掛けた約4千人(主催者発表)の観客は、闘争心あふれる牛たちの戦いに大きな声援と拍手を送った。

 優勝旗争奪戦の全島一(無差別級)、中量級(970キロ以下)、軽量級(850キロ以下)の三大タイトルマッチでは、中量級と軽量級でそれぞれ現王者がタイトルを防衛した。
 全島一優勝旗争奪戦は、現王者・古堅モータース☆若力に新鋭の不死鳥が挑戦したが、審判員による試合続行不可能の判断で引き分けとなり、優勝旗は同連合会預かりとなった。
 春と秋の年2回ある全島闘牛大会は、101回目に突入。新たな時代の幕開けを飾る今大会には、えりすぐられた26頭が登場し、熱戦を繰り広げた。