台湾大手航空会社のエバー航空は17日、那覇―台北線に初めて就航した。同路線の就航会社は、中華航空(台湾)、復興航空(同)、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションに次ぐ4社目となる。使用機材はエアバスA321―200の184席。
台北からの初便の搭乗率は満席だった。今後、需要が高い夏場などオンシーズンの搭乗率95%を目指す。夏休み期間など機材を大型化するほか、1日1往復から2往復へ増便する計画だ。
同日、県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、上原良幸会長)が那覇空港の国際線旅客ターミナルビルで就航歓迎式典を開いた。仲井真弘多知事や上原会長、台北駐日経済文化代表処那覇分処の蘇啓誠処長らが出席した。
仲井真知事は「エバー航空の就航は台湾と沖縄の人的交流がさらに拡大し、もっと多くの台湾人観光客が沖縄に訪れることが期待できる」とあいさつした。
エバー航空の〓健華(ざいけんか)副社長は「沖縄路線はエバー航空の日本での11番目の路線となる。飛行時間が最も短く、一番期待している路線だ」と話した。
※注:〓は「羽」の旧字体の下に「隹」
英文へ→EVA Airways launches flights between Taipei and Naha