沖縄地方は4日、太平洋高気圧に覆われ晴れた。宮古島市下地島空港で午後1時24分に35度を観測し、ことし初の猛暑日となった。下地島空港では2003年からの観測史上最高となった。また全28観測地点で30度を超える真夏日となり、那覇市樋川で午後3時41分に32・8度と、16地点でことし最高を記録した。
県内各地の行楽地では海で泳いだり、かき氷を食べたりして、涼む人々の姿が見られた。読谷村宇座の残波ビーチに3家族12人で泳ぎに来た美原幼稚園の島袋徠希ちゃん(5)は「海は楽しい。10秒間潜れた」と日焼けした顔で笑った。
沖縄気象台によると5日の沖縄地方は太平洋高気圧に覆われておおむね晴れ、所によりにわか雨や雷雨があるという。