辺野古に発電機6台搬入 桟橋設置へ夜間作業か


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 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への移設計画で25日、桟橋設置に向けた砂浜の整地作業が24日に続き行われ、発電機6台が搬入された。遅れているとみられる工事を進めるため、今後は夜間も作業が行われる可能性がある。

 発電機6台のうち4台はこの日の早朝までに、白いシートに覆い隠された状態で、整地されている現場に並べられていた。午前9時ごろに作業が始まると、シートがめくられて4台の発電機が姿を見せた。同時にトラックに積まれた大型の発電機2台も運び込まれ、計6台が海岸に並んだ。整地作業はほぼ完了しており次の工程に進む前に発電機を搬入したとみられる。
 移設事業の環境保全措置では、工事は基本的に日中で、夜間照明は陸上の動植物への影響を避けるため、本体工事の一部に限定している。ただ、これまでも資機材の搬入は深夜に行われている。