那覇市議会が意見書 あす可決、政府強行に抗議


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 那覇市議会の議員有志は20日、米軍普天間飛行場の辺野古移設を進める政府に抗議し、工事の即時中止と移設断念を求める意見書案を22日の臨時会に提出することを決めた。

賛成多数で可決される公算が大きい。
 市議会最大会派の新風会が20日の議会運営委員会で上程を提案した。公明と共産、社民、社大、無所属の会、なは民主の各会派は趣旨に賛同したが、自民・無所属・改革の会が提案に反対したため、議運委による提案は実現しなかった。
 意見書案は「政府の傍若無人な作業強行は、県内すべての市町村長らが署名した『建白書』を一顧だにせず、稲嶺進名護市長の断固反対の意思と世論調査で示された73・6%の県民の反対の声を完全に無視したものであり、民主主義を否定する許しがたい暴挙である」としている。