港川中・女子が堂々凱旋 ハンドボール全国一


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全国制覇を果たし、凱旋する港川中女子ハンドボール部のメンバー=21日、那覇空港到着ロビー

 全国中学校体育大会の女子ハンドボールで神森中との県勢対決を制して優勝した港川中ハンドボール部の部員が21日、開催地の愛媛県から凱旋(がいせん)し、那覇空港に到着した。

同部の1、2年生や父母ら約80人が出迎え、初優勝の快挙を祝った。真座あすか主将は「厳しい戦いが続いたが、たくさんの応援のおかげで全国制覇できた」とあいさつした。神森中との決勝については「ずっとライバルだった神森中がいたからこそ自分たちの成長になった」と感謝の言葉を口にした。
 空港のゲートが開くと、優勝旗を手にした真座主将を先頭に選手たちが金メダルを胸に堂々と行進し、後輩や父母らからは歓声が上がった。
 県ハンドボール協会の東恩納盛英副会長は「神森小、興南に続く県勢64回目の全国制覇だ。私たち関係者にとって、こんなにうれしいことはない」と述べ、喜びのカチャーシーを踊った。松本哲治浦添市長は「これからもハンドボール王国・浦添を支える活躍に期待したい」と激励した。