「幻の果実」 キーツマンゴー収穫期迎える


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鈴なりに実り、収穫されるキーツマンゴー=28日、豊見城市保栄茂

 「幻の果実」とも呼ばれるキーツマンゴーが収穫期を迎えている。豊見城市保栄茂のビニールハウスでは28日、當銘健一さん(59)とおいの貴一さん(25)が、たわわに実ったマンゴーを収穫した。

 キーツマンゴーは緑色をしており、アップルマンゴーよりもひと回り大きい実を付けるため、肉厚なのが特徴。ことしは例年よりも大ぶりだと言う。成熟するのが遅く、県内生産量は1割程度と希少だ。
 當銘さんは「黄みを帯びて表面につやが出たら食べごろ。丹精込めて作ったマンゴーをおいしく食べてほしい」と話した。