応急処置学び訓練など体験 那覇市救急・防災フェア


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「レスキューナーファ」のショーを見ながら、応急手当ての方法を学ぶ来場者=6日、那覇市銘苅の市消防局構内

 救急や防災活動に対する理解を深めてもらおうと、那覇市救急・防災フェア(市消防局主催)が6日、那覇市銘苅の市消防局構内で開かれた。多くの親子連れが訪れ、応急手当て法やロープを使って地面と平行に移動する訓練などを体験した。

 市消防局職員によるヒーローショー「レスキューナーファ」が披露され、子どもたちはショーを通して、目の前で人が突然倒れた場合に取るべき行動を学んだ。部屋の中に煙が充満した状況を体験する「濃煙体験ブース」では、多くの参加者が火災発生時には目の前がほとんど見えなくなることを実感した。
 家族3人で応急手当てのやり方を学んだ城間五百(いほ)子さん(39)=豊見城市=は「以前に大人に対する応急手当てを体験したことがあり、今日は子どもに対するやり方も教えてもらうことができた。そういう機会に遭遇したらきちんと手当てできるようにしたい」と話した。