200人、新競技楽しむ キャッチボールクラシック


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新競技のキャッチボールクラシックに挑戦する少年野球の選手たち=28日、宜野湾海浜公園の芝広場

 2分間に何回キャッチボールができるかを競う新競技「キャッチボールクラシック2014沖縄大会」(主催・日本プロ野球選手会、共催・琉球新報社、県野球連盟)が28日、宜野湾海浜公園の屋内運動場と芝広場で開かれた。県内の小中学生約200人が参加した。

 競技は9人1組が7メートルの距離でキャッチボールを行った。小学生は15チームの予選を勝ち抜いた6チームで決勝を行い石川スワローズAが97回で優勝した。石川の高嶺啓太は「普段から両手で取り、相手の胸に投げる練習をしている」と胸を張った。中学生の部を107回で制した嘉数中の作田慶起は「素早く正確に投げ、チームワークで優勝できた」と語った。
 指導した大野倫氏(元巨人、ダイエー)は「キャッチボールは野球の原点。上達にも役立つ」と強調した。大野氏や新里紹也氏(ダイエー)ら元プロ野球選手4人による野球教室もあった。捕手の構えや打撃フォームを教わった浦城ファイターズの銘苅千洋主将は「知らないことをいっぱい教えてもらえた」と喜んだ。