児童に野菜を身近に感じてもらおうと、那覇市農産物勉強会(沖縄協同青果主催)が16日、真嘉比小学校で開かれた。3年生の児童66人がキャベツの苗の植え方などを学び、校内の畑に約40株植えた。児童は「大きくなって食べるのが楽しみだな」と目を輝かせた。
沖縄協同青果社員が、キャベツを植えるのに最適な時期や、種から植えた場合と苗から植えた場合の違いを説明した。
大人が畑を耕し、堆肥を土に入れると、子どもたちは「くさーい」などと言って顔をしかめた。社員や教師は「こうやって野菜は作られているんだよ」と説明した。
児童は45センチ間隔でキャベツの苗を一つずつ植えていった。林田颯月(さつき)君(9)は「サラダでキャベツを食べるのが好きだから、早く大きくなってほしい。収穫するのが楽しみ」と語った。
同小によると、11月中旬に収穫し、給食で食べる予定。