17日は「沖縄そばの日」。那覇市おもろまちのけんぱーのすばやーでは16日、サラリーマンや観光客らが次々と入店し、かつおだしのきいた熱々の沖縄そばを頬張っていた。
家族5人で沖縄そばを食べに来た照屋未来雄さん(36)=那覇市=は「家族で外出するときは、どこの沖縄そばを食べに行くかと考えるくらい、家族全員がそば好き」と笑顔を見せる。
同店の安里賢哲店主は「沖縄そばは県民のファストフードであり、ソウルフード。味はおいしく、手軽に食べられ、おなかいっぱいになることが魅力」と話す。同店では17日、沖縄そばを注文した人にジューシーのサービスをする。
沖縄そばは、そば粉を使用していないことを理由に、公正取引委員会から「そば」の呼び方にクレームがつけられたが、沖縄生麺協同組合らの交渉により、1978年10月17日、同委員会から「沖縄そば」の呼称が認められた。これを記念して同組合が97年から10月17日を「沖縄そばの日」に制定し、普及に努めている。
英文へ→Okinawa Soba Day