王朝の宴 華やかに 首里城祭開幕


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伝統芸能の宴で披露された「加那ヨー天川」=31日、那覇市の首里城公園下之御庭(諸見里真利撮影)

 琉球王朝の華やかな儀式や行事を再現する首里城祭(主催・同実行委員会)が31日、那覇市の首里城公園を中心に始まった。3日まで。

 初日は首里城内の下之御庭(しちゃぬうなー)で「伝統芸能の宴(うたげ)」が開かれた。琉球舞踊の四つ竹や加那ヨー天川などが観客を魅了した。読谷村の高平良万歳(たかでーらまんざい)など県内各地の伝統芸能も会場を盛り上げた。
 公募で選ばれた国王・王妃役が登場する琉球王朝絵巻行列など琉球王朝の文化や芸能を堪能できる催しが4日間行われる。1日~3日の閉園時間は午後9時で有料区域は午後8時半まで。問い合わせは同実行委員会(電話)098(886)2020。