秋の全島闘牛大会 熱い攻防 4500人熱狂


社会
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全島一決定戦で石山玄皇をわずか18秒で破った東立成号(右)=9日午後、うるま市石川多目的ドーム(山城博明撮影)

 【うるま】沖縄県内の最強牛を決める「第102回秋の全島闘牛大会」(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が9日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。24頭、12組が対戦。

詰め掛けた闘牛ファンら4500人は互いに譲らぬ一進一退の攻防に息をのみ、身を乗り出して声援を送った。
 無差別級の全島一を決めるシーの一番では、東立成号が石山玄皇を18秒で下し、前回大会での反則で空位となっていた全島一の称号を手にした。
 970キロ以下の中量級は闘将ハヤテが戦闘大主の猛攻を8分51秒で制し、7度目の防衛を果たした。850キロ以下の軽量級は、一進一退の攻防の末に無双宇良部親方が龍天龍鬼丸を13分47秒で下し、王者に返り咲いた。
英文へ→All-Okinawa Bullfighting Autumn Tournament attracts 4,500 spectators