離島フェアが那覇で開幕 島自慢の特産品1000品超


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129社1020品の特産品が一堂にそろった離島フェア2014=14日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇

 離島の産業振興と住民の創意工夫による地域づくりの支援を目的に「離島フェア2014」(同実行委員会主催)が14日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で始まった。実行委(委員長・外間守吉与那国町長)は離島18市町村、県、県離島振興協議会でつくり、フェアはことしで26回目。

県内離島と鹿児島県奄美市から島自慢の特産品など129社から出品された1020品を展示即売。各市町村の紹介、流通や旅行商談会などを行う。16日まで(午前10時~午後7時)。
 14日は朝から大勢の市民が詰め掛け、会場はにぎわった。9市村から11店が開店した離島食堂のコーナーにはおいしい匂いがあふれた。期間中は、島々の芸能舞台が12市町村から23演目披露される。
 14日開かれた表彰式では、優良特産品優秀賞に「石垣島のにごり黒糖ジンジャーシロップ」(石垣市、ハワイアングロット)「石垣島プリン」(同市、石垣島物産センター)「ケックン」(伊江村、タマレンタ企画)が選ばれた。島おこし奨励賞を受けた宮古島市の上区獅子舞保存会の喜屋武則吉会長、石垣島の特産品拡め隊の下地寛正代表らは「島をもっと元気にしたい」などと語った。